旧釜石鉱山事務所 有形文化財登録10周年記念事業

旧釜石鉱山事務所は昭和26(1951)年に日鉄鉱業(株)釜石鉱業所総合事務所として建設され、 業務を受け継いだ釜石鉱山(株)の総合事務所として平成19(2007)年まで使用されました。
平成20(2008)年、釜石鉱山(株)の事務所移転に伴い、建物は釜石市に寄贈され、近代製鉄の発祥地である大橋鉄鉱山や釜石鉱山の歴史、地質などを伝える展示室として活用されています。 旧釜石鉱山事務所は大正12(1923)年の関東大震災後に多く採用されてきた型枠コンクリートブロック造で、県内でも数少ない建設様式の建物です。平成26(2013)年、その貴重さから、 国の有形文化財に登録されました。
その10周年を記念し、NTT東日本の協賛を得て、令和5年度「旧釜石鉱山事務所国登録10周年記念事業」を展開しております。
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